
土橋社長との出会い
スタートは土橋社長の想いから
その出会いは2021年7月19日です。かつらぎ町商工会の経営指導員の新堀様よりかつらぎ町で高齢者向け療養食事業をされている『宅配弁当どばし』様をご紹介頂きました。それが土橋社長との出会いでした。
地方の高齢化という課題
土橋社長は地方の高齢化問題にいち早く気づき、高齢者向けの療養食事業を立ち上げられました。地方の高齢化は以下の問題を抱えております。
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食の偏りによる健康の問題
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見守り人員の人手不足
1の問題は地方は働く場所が少ないため子ども世代が都心で暮らすことにより高齢者は独居になってしまいます。一人暮らしとなるとインスタント類等の栄養価が偏るため、病気になり入院するケースが非常に多いのです。そうすると自宅で好きなことをしたり、縁側でご近所さんと楽しい会話もできなくなります。よって、土橋社長はバランスの取れた食事を配食することで、高齢者の方たちの生活の質(QOL)を向上させてあげたいと考えたのです。

2の問題はどこの地方でも課題となっている見守り人員の人手不足です。昨今は介護難民と言われていることからも分かるように人員不足による孤独死等もよく耳にします。配食事業は必ず1日1回は高齢者と顔を合わせます。その際に元気であるか?不調はないか?異変はないか?を確認できれば地方の見守り要員の人員不足の解決につながります。今では行政から見守り事業を受託し、見守り情報を行政と共有することで人手不足の解決に貢献しております。もちろんケアマネージャーや病院にも情報共有できる体制を構築しております。
『宅配弁当どばし』様の事業がわかる動画をご覧ください。
ダイナリンクスの取り組み
土橋社長の志をヒアリングさせて頂き、当社が取り組んだことは以下の通りです。
①まずはIT化を実施し、紙でのアナログ作業を減少させる
②アナログ作業減少で創出した時間を顧客に向ける
③DX化により今まで出来なかったことを具現化する
④DX化による新たな価値の創出

今回の『宅配弁当どばし』様の取り組みによる成功要員はプロジェクトメンバー全員のチームワークによるものです。
本当に素晴らしいチームメンバーと一緒にお仕事できたことを幸せに感じております。
プロジェクトオーナー
株式会社カネト 代表取締役社長 土橋靖弘
プロジェクト統制
かつらぎ町商工会 経営指導員 新堀正堯
プロジェクトディレクター
ダイナリンクス合同会社 代表 松井康成
システムエンジニア
合同会社イブルブ 代表 八木省一郎
私達の挑戦はまだまだ続きます。しかしこのメンバーであれば必ずやり遂げると信じてます。