前回お話ししました投資すべき時間を確保するためのアプローチを今回お話しします。まずは図1をご覧ください。これは仕事の時間全体をマトリクス化したものです。縦軸は重要度、横軸は緊急度を表しており、重要度が高いものが上側、低いものは下側です。横軸は緊急度を表しており、緊急度が高いものが右側、低いものが左側です。エリアを4分割すると重要度(高)、緊急度(高)がエリアA、重要度(低)、緊急度(高)がエリアB、重要度(高)、緊急度(低)がエリアC、重要度(低)、緊急度(低)がエリアDです。
さて、皆さんの仕事の優先順位はどうですか?恐らく共通するのはエリアAとDですよね。エリアAは最も優先度が高く、エリアDは最も優先度が低いですよね。次が重要です。エリアAの次に着手するエリアは?おおよそみなさんの回答はエリアCが多いです。しかしそこには罠があります。心ではそう思っていても実際に仕事をしているとエリアBをやっていることが大半なのです。重要と緊急と戦うと緊急が勝つのです。従って、エリアCは未着手となります。結果エリアBばかりしているとさらに仕事が増えて来て効率が低下します。なぜならば、仕事を効率化するエリアはCだからです。Cは工場だと製品を作る際に使用する治具だったり、業務改善だったりします。ではエリアCを着手するためには何をしないといけないのか?来週はそれをお話しします。
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