これからは地方の時代です。なぜそう思うのか?現在の日本は物質的飽和社会となっており欲しいものがほぼ手に入ります。大量型消費時代は終焉を迎えてます。これからは体験型消費時代に入ると思います。地方に行き五感を使った体験をする。そういう時代になると思います。そこにしかない空気、風、香り、風景、手で触る感触、収穫、作る、味わう、体験する。そういうことに価値が上がると私は感じてます。そういった意味では私が住む和歌山にはたくさんの観光資源があり、他府県や海外から来てくれた方を魅了できるものがあります。また五感を使った体験は、どんだけITテクノロジーが進化しても人間がいる限り必要ですし、無くなることはありません。
現在私はその礎を築くために町おこしプロジェクトに参画しております。それは食べ物で人をつなぐをコンセプトに和歌山県広域に渡りプロジェクトメンバーを募集しております。
ご興味のある方は是非お問合せください。
しかし私たちには以下の通り乗り越えないといけない壁があります。
私たちが乗り越えるべき3つの課題
地方の時代にするために私たちが乗り越えるべき3つの課題は以下の通りです。
地域の壁
一過性の壁
業種や産業分類の壁
地域の壁
地域の壁は、ある特定の地域のみで町おこしをしても限界があります。地域同士が繋がれるような取り組みや考え方が必要です。なぜなら特定の地域のみでは観光客は飽きてしまいます。今回はA地域に行きましたが、次回はB地域に行くというようにお客様を飽きさせないような施策が必要です。
一過性の壁
一過性の壁は、補助金等でイベントを開催するのはよく見受けますが一度きりであったり単発、単独が多く、つながりがありません。戦略をもってストーリー性のあるような取り組みをすることで投資対効果がより得られると考えます。そういう意味では行政よりも民間企業主体で進めることがより良いと考えます。理想は民間企業主体で行政の協力体制が望ましいです。
業種や産業分野の壁
業種や産業分類の壁は、一番わかりやすいケースは農業の6次化です。今まで農家は生産機能のみで流通は卸売や小売業が扱うようになっておりました。しかしその結果は農家の収入は上がったのでしょうか?もし農家の収入が上がっているのであれば農家の子孫は農家を継ぐのではないでしょうか?地方では農家を継がず、農業放棄地が増えております。そこで必要な考え方は農業の6次化です。農業の6次化とは農家自らが農作物を生産し、加工し、販売する手法です。最終消費財になるため収入が増える仕組みとなります。
ちなみになぜ6次化かというと『1次×2次×3次=6次』だからです。
それ以外にもまだあります。業種の縦割りを無くすことも必要です。業種単位は壁があり異業種の交流や接点がありません。業種は勝手に誰かが決めた概念に過ぎません。そんな壁を取っ払い、異業種から新しい価値を創出していく必要があります。
私は地方の時代のヒントは上記をクリアすることにあると考えております。もし、ご興味ある方がいればいつでもご連絡をお待ちしております。

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