昨日クライアントのスタッフの個人面談をしている会話の一幕で、こんなやりとりがありました。Aさんと第三者について会話しておりました。
Aさん:私は人は変われないと思ってますので。
松井:人は変われますよ。
Aさん:いや、変われないですよ〜。
当然私は人は変われる論調で話を進めたのは言うまでもありません。
私はそのことがきっかけで以前読んだアドラー心理学を思い出しました。アドラー心理学は目的論を提唱した心理学で『勇気の心理学』とも言われています。なぜ『勇気の心理学』かと言うと、人は『変われない』のではなく『変わらないという意志決定をしている』つまり『変わらないことの方が今の自分にとって居心地が良い。都合が良い。楽だから』という目的に沿って『変わらない』ことを意思決定している。故に目的論と言われるのです。そして、『変わる』ことを意思決定することは『新しい領域へ踏み出す』ことであり『勇気ある行動』を必要とするため『勇気の心理学』と言われています。今の自分が変わる意思決定をすれば変われる。至ってシンプルであり。未来向かって誰にでもチャンスがある素晴らしい考え方だと思います。
私はこの本との出会いでかなり人生が変わったと思います。ぜひ、まだ読まれていない方は『嫌われる勇気』ご一読ください。またアドラーは人間は死ぬ1日、2日前まで変わることができるともおっしゃっております。死ぬまで勉強、死ぬまで進化ですね。笑(大変だ!)

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