このタイトルにしようと思ったのは、そもそも組織とは何のためにあるのかを考えた時にその目的を疎外するものは何か?を考えたからです。組織は集団で同じ目的に向かいそれぞれの役割を果たすことでその共通の目的を達成します。しかし、現実はコミュニケーションの希薄化が進み以下のような事象を見受けます。人から聞いた話でその人のことを判断したり、十分な会話もせず決めてしまったりするケースや、最低限の会話で言葉の表面だけを切り取り判断します。それでは、組織の強みを発揮できません。コミュニケーション不全により組織の強みを毀損するのです。大切なことは、なぜそう思うのか?なぜそう行動するのか?その人にも理由があるはずです。その背景を聞き出さない限りその問題は解決しません。組織にとって、コミュニケーションは人類の最大の武器であり人が介在する以上なくてはならないものです。人間が酸素で呼吸をし、水が必要なように組織にはコミュニケーションによる情報の共有ができなければ、組織の目的達成や強みを発揮することはできません。事務処理するだけならAIができます。作業ならロボットができます。人の強みを発揮するための武器を自ら捨てることは避けたいものです。
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