今日は私の友人に勧められた本『禅シンプル生活のすすめ』から表題の内容をお伝えしたいと思います。
禅の『本来無一物(ほんらいむいちもつ)』という言葉。これこそ人間の本質を表す言葉です。人はみな裸で生まれてきます。まさになにももっていない。まさに無一物。
しかし、反対側から見れば、何ももってないからこそ無限の力を秘めているとも言えるわけです。何もない存在だからこそ、そこには無尽蔵の可能性がある。それが『無一物中無尽蔵』という言葉の意味です。
どんな人にも必ず可能性が秘められている。可能性のない人などいない。要はその可能性をどう引き出すかということです。今行き詰っている人、あるいは自信を無くしている人もしそういう人がいるのなら、もっと自分自身を信じてあげることです。
あなたの能力はまだ十分に発揮されていない。もっと能力を引き出す努力をすれば、きっと道は開けてくる。あなたのもっている可能性を信じることです。
良い話ですよね。私はこれを読んで『はっ!』としました。自分は無理とか、できないとかというのは自分を信じる力がまだまだ弱いのだなと反省しました。もっと自分を信じ切れるようにならないといけませんね。
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