座学≠人財育成

 人事部長とお話をすると以下のような会話がよく見受けられます。


私:御社は人財育成はされてますか?

人事部長:はい、結構してますね。

私:すばらしいですね。どのような人財育成をされてますか?

人事部長:外部セミナーに行かせております。結構コストかけてやっております。

私:そうですかすばらしいですね。効果はどうですか?

人事部長:・・・


 誤解しないでいただきたいのは私は座学を否定しているのではありません。座学は知識醸成や、自己啓発のきっかけづくりには良いと思います。ただし座学=人財育成ではないと考えているだけなのです。


では、サッカーで例えて考えてみましょう。さて質問です。


Q:プロサッカーのスキルを座学で学べばプロサッカー選手として通用するでしょうか?

A:通用しません。


Q:FCバルセロナのサッカーの試合を観戦すれば、同様のことをできるでしょうか?

A:できません。


Q:プロサッカーレベルの選手を育成するにはどうすれば良いでしょうか?

A:トレーニングしかないですよね!


Q:なぜビジネス界ではトレーニングをせず、セミナーに偏るのでしょうか?

A1:セミナーが唯一の人財育成と思っているから

A2:セミナーはコストはかかるが楽だから

A3:トレーニングをする人財が不足しているから

A4:トレーニングの進め方が分からないから


 みなさんはこれを読んでどう感じられましたか?すでに弊社はできている!と思われている会社はそうないと思います。前述からもお気づきの通り、人財育成は日々の仕事の中でトレーニングすることにより成長するものです。そう、サッカーで言えば、走る、止める、蹴る、回りを見る、判断するですね。これらを繰り返しトレーニングする。それぞれの状況に合わせた環境でできるようにする。これらはあくまで基本トレーニングです。それらの基本の上にようやく戦略、戦術を実行できる体制づくりができたことになります。。基本ができていないチームにいくら戦術を伝えたところでそれを実行できません。みなさんも、組織に指示を出したものの期待すべき結果が得られないことありませんか?それはその指示を実行する人たちのトレーニングが不足しているのです。


計画系はそこそこしっかりしているが実行系になると急に弱くなる会社が多いのはそのためです。これではいくら社長が良い案を考えたところで、期待すべき効果は得られませんね。


ダイナリンクス代表 松井康成












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