東芝再建の立役者

 先週東芝が会社を3分割するニュースが出ておりました。詳細はここでは割愛します。

東芝には以前経営危機に再建を託された土光敏夫(1965年から東芝社長を務めた故・土光敏夫)さんという素晴らしい経営者がおられました。当時の土光さんは『社員は3倍働け、重役は10倍働け、俺はそれ以上に働く』と豪語され見事東芝を再建を果たされました。


 私は以前から土光さんの名前は存じあげていたのですが、改めて土光さんの著書を購入し、拝読しました。その中で感銘を受けた内容をご紹介いたします。


 戦後の日本の経営者は気骨があり、人間に大きな筋が一本突き抜けておりますね。今日の日本経済はそのような経営者の方々が居たからこそですね。感謝です。同時に自分自身の未熟さを痛感いたしました。


物事を成就させ成功させる力はなにか、その力の中にはもちろん能力があろう。だが能力は、必要な条件であっても十分な条件ではない。十分な条件とは、その能力に、起動力・粘着力・浸透力・持続力などを与える力である。そのような諸力を、私は執念と呼びたい。

仕事に困難や失敗はつきものだ。そのような時、困難に厳然と挑戦し失敗に屈せず再起させるものが、執念ある。そればかりではない。およそ独創的な仕事といえるのも、執念の産物であることが多い。湯川博士は中間子理論のヒントを寝床の中で得たという。しかしその背後には、寝ても覚めてもその一事に凝りつかれた長い執念の期間があったことを忘れてはなるまい。

物事をとことんまで押しつめた経験のない者は、成功による自信が生まれない。能力とは『自信の高さと幅』だといえる。自信を一つひとつ積み上げることが、能力を獲得する過程である。執念の欠如する者には、自信を得る機会が与えられない。

やるべきことが決まったら執念をもってとことんまで押しつめよ。問題は能力の限界ではなく執念の欠如である。



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