私がいつもお客様ところに訪問する際、必ずと言っていいほど駅でご一緒になる方がおります。私はその方といつしかお話するようになり電車が来るまでの間会話しております。そしてその方が唐突に先日あるセミナーに行った時のお話をされました。その内容は以下の通りでした。
その講師の方はいきなり自分の自慢話をし始めました。そして講義が始まると言葉が難しくて聞く気が失せました。そしてその日の気分が悪くなり疲れて帰りました。
私はそのお話をお聞きした際、正直ドキッとしました。もしかしたらその話は私にしてるのではないか?ひょっとしたら私がそれをしてしまっているのではないか?自分の仕事が順調に行き始めたりすると人は調子に乗ったり、原点を忘れてしまいます。特に私は調子乗りの性格のため本当に気を付けないといけないなと反省しました。
良薬は口に苦し
私は人財育成のサポートしている立場ですので、お客様には自分の失敗、弱み、良くない言動、行動は真摯に受け止めるようにお伝えしております。でもいざ自分がその瞬間に遭遇すると正直聞きたくもないし、認めたくもないものです。でもそこから目をそらすと自分をバージョンアップできません。良薬口に苦しです。その出来事は自分にとってプラスのことであり、喜ばしいことと認識し、気づかせてくれたことに感謝できる思考を自分に根付かせたいと思います。思考は変えることができます!(なぜなら私がそれを体験しました)人は成長することができます。人が変われないのは、変わらない決意をしてしまっているからです。絶対変わるんだと覚悟すれば思考は変わり未来が変わります。そのための1丁目1番地は”気づき”なんです。
私の仕事は気づかせ屋さん
私の仕事は『気づかせ屋さん』です。相手は経営者でありお客様のスタッフですが、たいてい自分の思考癖や無意識を理解できていません。ゴルフのスイングなんかそうですよね。自分ではきれいなスイングしているつもりですが、第三者から見れば悪い癖が沢山あります。そして指摘されて気づきます。その時は意識するのですが、しばらくするとまた忘れて元に戻ってます。前述したように、自分をバージョンアップさせるために必要なことは”まずは”気づく”ことなんです。その次は””行動”、そして”フィードバック”してもらうこと。スポーツ界にコーチがいます。まさにコーチは客観的な視点から選手にフィードバックすることが仕事なんです。ビジネス界にはまだ少ないですが。
あなたにはフィードバックしてくれるコーチがいますか?
気づかせてくれる人は自分の回りにどれだけいますか?
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