私が人財育成に携わらせて頂いているなかで行動変換率の重要性に気づきました。よくリーダーとチームメンバーの会話のなかでチームメンバーが分かったかのような発言をするのですが、結局成果が出ない人いませんか?その人たちの特徴は言語ではあれこれと発言するのですが、成果が出ない。その人たちの多くの傾向が行動変換管理が出来ていないのです。
売上を上げることを行動変換率に例えると・・
①顧客へのアポイント>>②顧客訪問件数>>③顧客への提案件数>>④見積提出件数>>⑤注文確定件数
⑤注文確定件数 1件(変換率20%)
④見積提出件数 5件(変換率25%)
③顧客提案件数 20件(変換率67%)
②顧客訪問 30件(変換率10%)
①アポイント 300件
※実際の行動変換率はもっと低いです。
上記の例では1件の注文をもらうために300件のアポイントを行動しないといけないことになります。もし上記を会話だけでするとなると何が起こるか?そう言い訳になります。結構な割合で『できない理由を挙げるプロ』が多いのも事実です。従って、マネジメントする立場、リーダーは何をしないといけないのか?答えは行動トラッキングシステムを構築することです。
そのなかで大切なのは行動をトラッキングするための仕組構築です。タスクリストやTODOリストを共有して行動トラッキングすることです。そこから以下の会話のように分解して何が問題かを一緒に考えることができます。
行動したのか?していないのか?
なぜ行動できなかったのか?理由はあるのか?
行動した場合は、どのようにしたのか?
上記のようにマネジメントしてあげると成果が出る確率は上がると思います。
大切なことは言語から価値は生まれないということです。価値が生まれるのは行動からであり、行動変換率をトラッキングできる仕組構築が成功への近道となります。
言語に騙されるな!行動をトラッキングしろ!
ダイナリンクス合同会社
代表 松井康成
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