高齢者の独居問題

更新日:9月16日

 私のお客様に高齢者の独り暮らしの方々にお弁当を配達する事業を経営されている会社があります。皆さんが想像されている健常者向けのお弁当と異なり10人10通りのお弁当を作る必要があり、本当に大変な事業だと思います。唐揚げ弁当10個作るだけなら良いのですが、減塩お弁当、糖尿お弁当、底カロリーお弁当、等々。さらに加工方法もそれぞれ異なります。粗きざみ、きざみ、ミキサー等々、固形物が食べられない方も多々おられます。私はその事業を営んでおられる経営者のことを尊敬しております。地方のために使命感を持ち、身を粉にして働かれております。

 

 今地方の高齢化は社会問題となっております。地方の高齢者を誰が守っていくか?どう守っていくか?日本は未曾有の労働人口不足に陥っております。これから更に増えつつある地方の限界集落。限界集落とは人口の50%以上が65歳以上の村のことを言います。加えて高齢者の独居問題です。下のグラフをご覧ください。


※この資料は公益財団法人長寿化学振興財団より参照


 ご覧の通り2019年時点で65歳以上の約50%が独居となっております。独居になるとインスタント食品や自分の好きなものばかりを食べたりで食のバランスを崩します。そうすると入院せざるを得なくなったり、最悪の場合は孤独死に繋がったりします。また退院後、バランスの取れた病院食から独り暮らしに戻ると食が乱れ、再入院というパターンも非常に多いようです。そういう問題に取り組まれているのが、弊社のお客様です。

 

福祉の基本は食にあり

 私はお客様通して学ばせて頂いたのですが、福祉の基本は『食』だと思っています。食は1日3回あるためお弁当配達時に必ず配達員と会います。その際に健康状態や困っていることを聞けるタイミングでもあります。食の次は生活インフラです。電気が点灯しないや水漏れ等色々な困っていることをサポートできるように町全体で情報を共有できるような仕組みを作ることができればこれからの地方の課題解決につながるのではないかと考えております。


ダイナリンクス合同会社

松井 康成

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