Yasunari Matsui

2020年12月13日1 分

労働生産性の低下が止まらない

日本の労働生産性が危ない。以下の図1をご参照ください。2018年日本の主要先進7カ国での一人当たりGDPは下から2番目、世界全体では18位でした。念のために2019年のGDPを調べたのですが、なんと驚き!たった1年で25位まで落ちています。(図2参照)

7位もランクダウンしてます。人口減少+生産性の低下は非常に恐ろしいことです。人口減少は私たちはどうすることもできません。しかし、労働生産性を改善させることは私たちにもできるはずです。では、どうしてここまで労働生産性が低下したのでしょうか?

私は以下の理由が主だったものだと考えてます。

①作業=仕事だと勘違いしている >> 作業は今以上の生産性向上を生まない

②職場で精神論が蔓延している >> 古い価値観のまま(残業=がんばってる)

ソフトなコストに投資していない >> 考える時間を取る職場環境の欠如

教育研修費予算が確保されていない >> 人材育成が予算化されていない(興味なし)

⑤座学はあるがOJTがない >> 社内にトレーニングできる人材がいない

私は非力ながらこのテーマについて、真剣に向き合いたいと考えております。

図1:主要先進7カ国の国民一人当たりGDPの変遷

図2:世界一人当たりGDP

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