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ITサポート​

​なぜITが必要なのか?もしくはなぜITを導入しないのか?私は和歌山出身なのですが、地元で活動をしているとこの手の問いが多いです。逆に言うとほとんどの企業がITを活用できていないのが現状だと言えそうです。

​IT活用のメリットは?

​IT活用のメリットは様々です。弊社が考えるIT活用によるメリットを以下の通り書き出してみました。

  • 転記がなくなる

    • ​転記ミス削減

    • ​情報更新もデータ修正のみ

  • ​紙がなくなる

    • ​紙代不要

    • 印刷代不要

    • 保管料が不要

    • 廃棄料不要

  • 集計作業がなくなる

    • ​人件費の削減

    • ​集計ミスの削減

  • ​​作業効率が良くなる

    • ​得意先名、商品名、単価、営業担当等を都度入力不要

    • ​請求書封入作業削減

  • ​​問題解決

    • ​情報の分散 >> 各人がエクセルを保持

      • ​​データ一元管理

    • 時系列が分からない >> いつ誰が修正したのか?

      • ​​修正履歴の保持

    • ​情報を探す手間がなくなる >> 紙の在りかまで行き探す手間

      • ​​キーワード検索

  • ​​情報の可視化

    • ​得意先別売上

    • 得意先別粗利

    • 商品別売上

    • 商品別粗利

    • 担当者別売上

    • 担当者別粗利

    • 得意先分類別売上

    • 得意先分類別粗利

    • 商品分類別売上

    • 商品分類別粗利

    • 月次売上

    • 月次粗利

    • 返品実績

    • ​不良実績

​上記から分かるようにIT活用のメリットは大きく分類すると以下のようにまとめることができます。

  • 作業効率の向上

  • ​無駄なコスト削減​​

  • 作業情報の共有化による効率化​​

  • ​入力情報から得た情報を可視化することによる経営の効率化

  • ホームページ活用による集客

  • SNS活用による集客

  • ​自社ECによる売上拡大

​IT投資が必要な裏付け

以下のグラフが示す通り売上や経常利益において『IT投資あり』の企業の方が『IT投資なし』よりも良いことが分かります。ただし、目的を誤ると投資対効果が得られないことが多く見受けられるため慎重に投資してください。

IT投資効果

IT投資の目安は?

​会社規模によっても異なりますが、中小企業については売上の3%を目標に設定すれば良いと思います。しかし留意いただきたいのはあくまでも目安であり、企業の業種、規模、体質により異なります。以下はアメリカのガートナー社の調査結果による結果です。欧米に比べ日本は売上に対してのIT投資が少ないようです。

米ガートナーによると、日本企業の売上高に対するIT予算の割合は2020年に推定1.0%、北米の3.3%、欧州・中東の2.6%に水をあけられている。

​上記の調査結果は一人当たりGDPでも日本は、先進7カ国の中で下から2番目の低さであり、過去30年間の一人当たりGDPが横ばいであることと相関関係にあると私は考えています。

先進国一人当たりGDP
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