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やる気スイッチ

 先週のブログは「深刻化する人材不足」を書きましたが、一方では全く人材不足でない会社があります。「深刻化する人材不足」の会社の共通点を3つ絞るとするば、


  • 感謝を伝えない

  • 減点主義

  • マイクロマネジメント


 すると従業員は受け身となり時間売りとなります。時間売は始業から終業まで言われたことのみをするため、生産性向上は愚か、顧客にとっての価値が生まれません。加えて離職率も上がります。

従業員のやる気スイッチを押すためには上記の逆をすれば良いのです。


  • 感謝を伝える

  • 加点主義

  • 目標設定し、進め方は尊重する


 感謝を伝えることは、存在意義を認めることになります。私が現場から相談を受けるのは、「上司は私を必要としてない」「私でなくても他の誰かで間に合う」と思い込みます。そうすると人は自分の存在意義を感じることができなくなり、自分の存在意義を感じることのできる会社への転職を考えるようになります。逆に存在意義を感じると自尊心が芽生え能動的に動けるようになります。


 加点主義は、チャレンジの母です。減点主義は事なかれ主義の母です。チャレンジすると失敗はつきものです。それを叱責すると二度とチャレンジしなくなります。チャレンジしたことを認め、失敗したらなぜ失敗したのかを考えさせるように問いを投げかえてあげてください。


 目標設定し、進め方は尊重してあげましょう。目標設定はがんばる方向性を示すことになります。目標に向かって期日までに近づければ良しとしましょう。自分の100点を基準とすると必ず不足が発生します。その不足のみを指摘さえると部下はたまったものではありません。まずは80点で良し。達成感を感じると更に欲が出て成長していきます。


 もちろんやる気スイッチを上げるためには上記必要条件であり、十分条件ではありません。しかし、上記ができると従業員は自身の存在意義を感じ、自分の目標に向かって能動的に動き出すと思います。


ダイナリンクス合同会社

代表 松井康成


悲しむ


 

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