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リスペクト

リーダーになりたい方、リーダーの方へ

 リスペクトも能力のひとつです。リスペクトあるところに人は集まりますが、リスペクトのないところに人は集まりません。例えば、上司が部下にリスペクトのない叱責をした場合、言われた本人は傷つきます。逆に、叱責した上司へのリスペクトも失われます。さらにそれを聞いている職場のスタッフも同じ感情を抱きます。そして、自分がその当事者になりたくないという感情が働き、極力目立たないようにします。つまり必要最低限しかしなくなります。そうするとどうでしょう?その部門のパフォーマンスは低下することは明白です。リーダーになる方はリスペクトという能力は必須であることがご理解頂けると思います。冒頭でも書いたようにリスペクトは良い仕事する、パフォーマンスを上げるのには必要不可欠な条件であるということです。


リスペクトは自分を救う

 みなさんに質問です。自分の意見を尊重してくれない人をリスペクトできますか?できる方は相当度量の大きい人だと思います。少なくとも私はできません。自分と意見が違う人を許せないこともあると思います。でもそれもひとつの意見です。意見は違って当たり前なのです。異なる意見であっても、『そんな考え方もあるね』と伝え、その人物の存在を尊重して欲しいと思います。そして、君の意見も理解できるが、会社の置かれた状況、部門の状況などを勘案すると違う判断をしないといけない、それを君にも理解して欲しいということを伝えることが必要です。そのプロセスを踏まずにポジショントークで部下を従わせることは結局その上司の負けに繋がると思います。

従って、『情けは人の為ならず』同様、『リスペクトは人の為ならず』です。



 しかし最近の日本は、自分の意見と同じ人は許容しますが異なるものを排除しようとします。特にSNSではその傾向が強く非常に危険なことだと感じます。さらに酷い場合は、言葉で中傷したりします。いつから日本人はそんな心が狭くなってしまったのか?と私は思います。日本人は忍耐力があり、他人を思いやる広い心を持つ民族だと思っていたのですが・・・。でもこれは日本のみでなく世界的な流れでもあるように感じます。怖いですね。


ダイナリンクス合同会社

代表 松井康成



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