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ガバナンスが効かない

 最近の日本企業のニュースを見ていて感じるのはガバナンス(統制)が効いていないということです。知床遊覧船、ビックモーター等の問題について言えばガバナンスが全く効いていないと思います。いわゆる独裁です。独裁で上手くコントロールできているには良いのですが、上手くコントロールできなくなって来た際にはなにか事件や事故が発生するまで突っ走ることになります。そしてそういった場合に共通するのが、行き過ぎた業績評価や成果主義です。以下の項目に該当する場合はその兆候があります。みなさんの会社はいかがでしょうか?


 以下のような事象がある場合は危険信号です。

・市場にかかわらず、予算は年々上がる一方

・予算はトップダウンで決まる

・会議は報告の場となっている

・減点主義

・現場は手足、言われた通りにやれ

・現場の声は経営層に届かない

・離職率が高い

・正直な意見を話せる上席がいない

・社外から聞いたことが次々社内に導入される

・やりっ放しの社風

・紙が多い=報告書が多い

・承認が多い=印鑑が多い

・意思決定に時間がかかる

・決定したことが覆る


 日本の景気よくしたいのであれば、企業のガバナンスを上げるのは手段の一つだと思います。政府は企業に様々な補助金や給付金を支出しておりますが、それは本当に有効なのでしょうか?どれほど寄与しているのでしょうか?組織として機能していない会社に税金を注入したところで解決するとは思えません。それ以上にガバナンスを強化することが肝要と推察します。


ダイナリンクス合同会社

代表 松井康成


ガバナンス
モニタリング

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