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リーダーは嫌われる存在なのか?

経営コンサルをしているとこういう質問や発言が度々出てきます。今朝の朝刊にも岸田総理のことを『いい人』のまま国を守れるのか?という見出しの記事がありました。この見出しは『いい人』は善人を意味するのか、八方美人を意味するのかによって全く違って来ますよね。笑


さて、リーダーは嫌われる存在にならないといけないのはなぜという問いについて考えたいと思います。おそらくそう思う理由は組織を率いるには強制的に言うことを聞かせる必要があるからだと推察します。『こーしろ!あーしろ!なぜこんなことをしたんだ!残業しろ!残業するな!』でも、少し違和感ありませんか?私には違和感があります。


心理的安全性のないチームは生産性が低い

これはGoogle社が調査したのですが、心理的安全性のないチームよりあるチームの方が生産性が高いという調査結果が出ています。心理的安全性とは簡単に言うと上司に気をつかい『言いたいことが言えない』ような関係です。命令するチームは心理的安全性はありません。心理的安全性があるチームは能動的に考え、行動し、より良い成果を出します。逆に命令するチームにはそれがなく、言われたことだけをロボットと同じように作業をするだけなのです。頭脳がなく『手』だけならむしろロボットの方がミスをしない分良いかもです。


リーダーの仕事

リーダーとはチームを目的地までガイドする存在です。そのためにはリーダーが描いてるビジョンをチームメンバーに理解してもらい誘導する必要があります。もし、リーダーの意図と異なる行動をしているのであれば『なぜそうするのか?』を問い、コミュニケーションの中で理解をし合う。リーダーの意図がお客様にとって、チームにとって価値があると理解すればチームメンバーの行動は自ずと修正されるでしょう。


命令や高圧的な態度

命令や高圧的な態度はリーダーとしては不適切です。自分の器の小ささを露呈するばかりではなくあなたの信頼も無くします。そして生産性も低下します。自分の意図通りにメンバーが行動しないのは、リーダーの説明不足(目的の共有化)、教育不足(コミュニケーション不足)であると心得ましょう。

でも、たまには『愛のムチ』はありだと思います。メンバーの幸せや成功を願うからこそ分かって欲しいという心の叫びですから。


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