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当たり前とできることは別

 ここ最近強く感じていることがある。それは『当たり前』と思っていることと『できること』は全くの別ということです。よく耳にすることは『それって当たり前のことですよね?』『当たり前過ぎてアドバイスになってません。』と言うようなことである。しかし、当たり前にもレベルがある。

 以前にも書きましたが、サッカーには『簡単確実こそファインプレー』という言葉ある。来たボールをワンタッチで味方にパスする。もしくは味方の走り込むでああろうスペースにパスする。毎回ミスせずにそれを再現することはプロでも難しい。そして世界レベルに行けば行くほどミスがない。ビジネスでも同じです。お客様の納期に間に合わせる。質を担保する。コストパフォーマンスを上げる。これをすべてのシーンで高いレベルでできているかというと難しい。ましてや、『約束を守らない』『必要に応じて連絡しない』等はもっての他である。そしてやっかいなのはそれが個人単位でできても組織になるともっと難易度が上がる。

 では当たり前のことを当たり前のようにできるようにするためにはどうすれば良いでしょうか?これは反復練習しかありません。できるようになるまで何度もです。スキルになるとトレーニングという言い方をしますが、ビジネスマナーになるとそれを『躾』と言いますよね。『躾』は身を美しくすると書きます。素敵ですよね。笑

 『挨拶』『礼儀』『配慮』『思いやり』こう言った当たり前のことをできない人が増えているのではないでしょうか?そしてそれは『躾』される側よりも『躾』する側に問題があるように私は感じる。

 『躾』するには人と向き合う必要があり、そして相当の時間も要する。そこを疎かにして知識ばかりを押し付けて評価して人間が育成されるようには私には到底思えません。育成にタイムパフォーマンスを持ち込むのは適さないと考えております。『当たり前』に目を向け、高いレベルでそれを実効できているか?をもっと大切にしたいと思います。これが高いレベルでできないと難しミッションを組織で実行することはできません。

 

ダイナリンクス合同会社

代表 松井 康成


追伸:2023年に入ってから素敵な出会いが多くて『ワクワク』してます。ここから更に飛躍して行きたいですね!

   楽しく、笑顔で、感謝していきましょう!




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