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意外と見落としがちではないですか?

さて、いきなりですが皆さんに質問です。(製造業および卸売業の方対象)

①あなたの仕事は価値ある仕事ですか?

②価値は誰に対する価値ですか?


価値ある仕事とは?

①の質問について解説すると例えばお客様から注文が来ました。それを受注>>生産>>出荷>>納品(売上)>>請求>>入金確認となりますが、顧客は注文した製品が届けばその価値を受け取れます。この一連のプロセスの中で価値ある仕事はどれでしょうか?『生産』ですね。それ以外の仕事は顧客にとって関係のないことです。


誰に対する価値か?

②誰に対する価値の質問に『?』顧客に決まってるだろうと思った方は沢山おられると思います。この質問の真意は『今日の顧客』なのか『未来の顧客』なのかについての質問です。

『今日の顧客』は1年後いるとは限りません。競合他社に代わるかもしれません、代替品に代わるかもしれません、需要がなくなるかもしれません。


①の解説の中で出てきたプロセスで『生産』以外の単純作業について『仕事』と勘違いする傾向が多く見受けられます。しかし顧客から見ると製品が届けばそれで良いため、それ以外のプロセスには顧客にとって何の価値もありません。でもその作業を見直すこともせず続けている企業が非常に多く見受けられます。


時間を未来の顧客に投資しましょう

多くの企業はなぜ『価値ある仕事』と『作業』に分類し、『作業』をシステム化や電子化することで時間を削減し、その時間を『未来の顧客』のための時間として投資しないのか不思議です。以前私のブログでも書きましたがソフトなコストがこの『未来の顧客のために時間を投資する』に該当します。企業目的は永続性と利益の最大化です。そのためには未来に向けて価値創造ができなければやがて衰退します。


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