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「」に対する検索結果が205件見つかりました

  • 言い訳に対する先生の『ひとこと』

    私の学生時代はサッカーに明け暮れてたのですが、自分が調子悪い時にサッカーの先生から言われた『ひとこと』を紹介します。会話は以下の通りです。 先生:康成、調子はどうや? 私:先生、最近調子良くないです。 先生:康成、調子良いときはみんな良いんや!調子悪い時がお前の真のレベルなんや! その言葉は当時の私にとって、心に突き刺さりました。その言葉のお陰で、自分のパフォーマンスを調子のせいにすることなくそれが自分の真のレベルなんだと理解するようになりました。だとすると調子の悪い時のレベルを上げるためにもっと努力しないといけないと思わせてくました。当時の自分は天狗になり努力を怠っており、回りのレベルが上がり自分が目立たなくなっていたという図星だったのだと思います。自分のパフォーマンスの低さを努力もせず『調子が悪い』という言葉で言い訳していただけでした。努力していないことを言い訳する自分に喝を入れてくれた先生の『ひとこと』でした。その先生はすでに他界しておりますが、本当に感謝してます。 先生、ありがとうございます。 ダイナリンクス合同会社 代表 松井康成

  • 目的ないところに課題なし

    みなさんの会社には課題はありますか?当社は完璧ですという会社はそうそうないと思いますが、課題が見当たらないというケースをしばしば見受けます。つまり、目的ないところに課題なしなのです。 目的ないところに課題なし 課題が見当たらないのはあるべき姿や目標がないからです。自分たちの会社はどうあるべきなのか?社会に対して何を貢献するのか?どのような世界をつくり出したいのか?そこを描けたら現状とのギャップが課題となります。あるべき姿が見えていないと課題は見当たりません。 方向性を共有できているか? 次に重要なのが、課題は365度に広がってはいけません。組織のベクトルが集中しないからです。あるべき姿の方向性にそびえる壁が取り組むべき課題なのです。あるべき姿のない会社は各人それぞれの感じたままに課題に取り組もうとしますが、そもそもベクトルが分散すことと会社の方針と違う方向性に業務改善してもムダな労力となります。 あるべき姿の共有 あるべき姿を組織で共有できてますか?意外とできていない組織が多いように思います。自分たちは何を提供して社会に貢献するのか?それが実現した際のビジョンはどうなのか?それを共有することが組織を方向づけし、ベクトル合わせをします。人事評価にも役立ちます。組織のメンバーにがんばるべき方向性を示してやってください。 ダイナリンクス合同会社 代表 松井康成

  • 言葉の力 法人編(生産性向上)

    先週は言葉の力個人編だったのですが、今週は言葉の力法人編です。前回は『言葉は人をつくる』と述べましたが、今回は『言葉は法人をつくる』です。言葉で会社が変わる?そんなことないと思われるかも知れませんが、変わります。意外と見落しがちなのはこの辺りです。昔から国を統治する際に最初にやることもこれと同義だと思います。つまり、統治する最初の仕事は単位、言葉、ルールを統一することでした。農業用地の測り方、そこから年貢が定まっていったように国を治めるための基準、ルールが定まっていました。しかし会社になると基準、言葉の定義が定められておらず、思ったような成果が上がらなくなります。 例えば、以下のようなものが挙げられます。 ・規程 最低限のルールと基準 例えば販売管理規程や購買管理規程 >>売上計上基準、売掛サイト、仕入計上基準、買掛サイト ・マニュアル 業務の標準化 >>人により業務が異なっていないか? >>それはムダ・ムリ・ムラとなる。生産性向上に直結 ・業務フロー 業務の流れを図にしたもの >>前工程、後工程を知ることで全体最適を図る。 ・議事録 意思決定内容 >>会議に参加していない人にも共有 >>次への行動指示書となる。 ・用語辞典 社内用語の統一 >>社内統一された言葉の定義 >>例えば、在庫回転率とは? ・目標設定シート それぞれの目標を明確化 >>定量化された目標が定められており、測定可能 ・リスク評価シート 会社にとってのリスクとは? 永続的に企業運営するためには必須 ・課題管理シート 目標と既存のギャップ >>目標のない会社に課題はなし >>課題をクリアして目標に近づく 言葉の使い方編 ・コミュニケーションが業務指示 >>業務指示のみでは人は成長しない >>問いで考え発言させることが必要 >>自ら考え行動できる人を養成 最後に よく、中小企業の経営者に大企業には規程、マニュアル等が存在する話をすると『大企業だからできるんです。うちには未だ必要ありません。』とよくお聞きします。しかし、着想が逆なんです。基準を明確化にし、それを共有したからこそ大企業になれたのだと思います。別に大企業にならなくても生産性の向上を図りたければ前述したことに取り組む価値はあると思います。未だ、取り組まれていない方はトライしてみてください。 ダイナリンクス合同会社 代表 松井康成

  • 言葉の力

    言葉が人をつくると言いますが、最近本当にその重要性を感じます。もちろん言葉が発しているのは自身の脳ですが、発せられた言葉を自分の耳で聞き自身を洗脳していくことが大切なのだと思います。例えば負けるかも知れない試合の前に『負けるかも・・』等の言い訳を自分にしている時点で勝てるものも勝てなくなってしまいます。 それはそこに至るまでの行動に自分が100%の努力をしてきていない言い訳の意味も含んでのことかと思います。自分のプライドを傷つけないための予防線も張りたいのでしょう。自分が為すべきことを為し、最善を尽くせば結果を待つだけです。私も最近まで自分に言い訳や予防線を張る人でした。それはプライドを傷つくことを避けるためにやっていたのだと思います。日々反省、日々成長。 話は戻り言葉の力ですが、言い訳、他責、人の悪口を言っている人には成長や幸せは訪れません。ポジティブな言葉を発し、行動していけばかならず花開く時が来ます。来ると私は信じています。そのためにはポジティブな言葉のチョイスを考えてみてください。 ポジティブは言葉>>行動>>成長>>幸福 ネガティブな言葉>>評論>>まわり回って自分に返る ネガティブな言葉は行動していないため、自分の価値は上がらずむしろ下がります。 自分の成長は行動しない限り生まれません。行動を促すためにはポジティブは言葉が必要なのです。 言い換えれば行動はポジティブな言葉を好むでしょうね。 ダイナリンクス合同会社 代表 松井康成

  • 経営の天秤

    経営の天秤と表現しましたが、経営を評価する上で在庫は非常に大きなウエイトを占めます。なぜなら非常にみおとしがちですが、財務面においては後から重くのしかかってくるのが在庫だからです。 在庫の怖さ 在庫は人間の体て例えるとコレストロールです。過剰で放置すると悪玉コレステロールとなり体を蝕んでいき、やがて病気になります。健康なうちに外科手術ができれば良いのですが、体力が低下すると手術すらできなくなります。在庫はキャッシュが一時的にモノに変わっているだけです。寝かせれば寝かせるほど価値が下がると同時に資金繰りにも影響します。酷いときには評価損、更に酷くなると廃棄損となります。現在では廃棄するコストも上がっています。また、将来廃棄するモノに対して保管料や維持費もかかってきます。本当に踏んだり蹴ったりです。笑 在庫にも定期検診を!(数値化) 在庫もコレステロールと同様に適正値があります。多すぎると過剰、少なすぎると欠品となります。在庫も血液検査と同様に数値化し、チェックをする必要があります。皆さんの会社ではできておりますでしょうか? 経営を悪化させる要因 経営を悪化させる要因はいくつもありますが、発注に関しては以下のようなことが起こります。 ・過剰発注 需要よりも多く発注してしまう ・過早発注 需要よりも早く発注してしまう ではどうしてこのようなことが起こってしまうのでしょうか? ・数値化されていない ・ルールがない ・情報(市場動向)がない 上記のどれかが抜けているだけでも過剰在庫や売上機会損失を発生させてしまいます。 以下のような情報があれば如何でしょうか? ・出庫回数=何回出庫されたか? ・出庫数量=何個出庫されたか? ・在庫数量=現在の在庫数量 ・経過日数=期首からの経過日数 ・出庫/日=出庫数量÷経過日数(日当たりの平均出庫数量) ・在庫日数期間=在庫数量÷出庫/日(何日分の在庫を保持しているか?) 上記があるだけでも過剰発注は防げますよね?もし過剰在庫になるとすれば市場環境の悪化により急激に需要が低下するケースですよね。その情報が営業から発注担当者に共有できていれば回避できます。しかし、情報共有されていないと防げません。 在庫期間が長くなる理由 在庫期間が長くなる理由は過早発注もしくは売上不振によるものになります。売上不振については、市場動向の情報があり発注担当者に共有できていれば回避できると思いますが、市場動向のないものが厄介です。市場動向のないものは新発売の商品です。こればかりはやってみない分からいため出荷速度(頻度と数量)をウォッチしておく必要があります。そのためにも上記で添付したような資料があれば市場投入してどれくらいの期間でその商品の判断をするのかを予め決めておく必要があります。 最後に なぜ私がこのようなことを書くかと言うと在庫はキャッシュと直結しているからです。以前もブログで書いたようにCCC(キャッシュコンバージョンサイクル)を意識して経営をしないと売上が増えれば増えるほど借入金額も増え、苦しくなるというケースはよく見受けます。皆さんの会社がそうならないように製品、商品を扱う会社は在庫を注視してください。そして、人間同様定期的に血液検査をして数値化情報をもとに健康維持に努めてください。 未来に向けて金利も上がることが予想されますので、尚更ですね。 ダイナリンクス合同会社 代表 松井康成

  • 言葉の軸を合わせる

    現在当社ではスタッフに物流についてレクチャーしているのですが、先週レクチャーした内容を理解しているか確認するためテストしたのですが全然覚えておらず、・・・なんで?と感じました。そしてスタッフになぜ答えることができないかと聞くと言葉の意味が分からないと言われました。私は『はっ』としました。私は当たり前のように話している言葉ですが、聞く人にはその言葉の意味、定義が理解できていないと私がいくら熱量を込めてレクチャーしても意味がありません。 そしてスタッフと話し合い物流用語集を一緒につくることにしました。人はどうしても自分軸でものごとを考え、一方的に判断しがちですが、言葉の軸を合わせないと伝わるものも伝わらないことを自身で感じました。反省の機会を頂いたことに感謝します。 もし、会社組織やチーム内において理解度が低い場合は言葉の定義や理解度を確かめてみてください。但し、その前提としてはコミュニケーション不全になっていないことが条件です。 ダイナリンクス合同会社 代表 松井康成

  • マネージメントスキル

    今朝早朝より日本対ドイツ代表の試合を観戦しました。結果は4-1とスコアでも内容でも日本がドイツを圧勝しました。前回のワールドカップはスコアでは勝利しましたが、内容ではドイツの方がかなり良い内容の試合でした。 日本が強くなった理由 日本サッカーが確実にレベルアップしている理由については一言では表現できません。いくつかの側面が挙げられると思いますが、それを挙げてみたいと思います。 チームサポート側 ・サッカー界の裾野の充実 子供のころから一貫した教育方針 ・協会・コーチ・指導者の成長 指示ではなく、選手主導で考えさせる ・監督・コーチ・選手の世界経験と分析 日本の弱み 世界に劣っていることは何か? 日本の強み 世界で勝っていることは何か? ・科学的(データ)分析の向上 戦略の根拠となるデータ 選手側 ・考える力の向上 状況に応じて考え判断できる ・コミュニケーション力の向上 考えたことを伝達する力 ・マインドセット ・メンタリティ ・アジリティーの向上 ・フィジカル面の向上 ・技術面の向上 今回日本代表の成長を感じたことは青字で書いてる部分です。 森保監督は前回ワールドカップ前から一貫して選手の意見を尊重するチームマネージメントを実践して来ました。今回のドイツ戦では前半と後半のフォーメーションを変えてもそれに応じて選手がそれぞれの判断で対応することができています。さらに守備時やビルドアップ時に応じてもフォーメーションを変えています。それによりドイツ代表は混乱しギャップが生まれそこを日本に突かれていたと思います。 ビジネスにおいても ビジネスにおいても同様だと思います。 指示で言われたことだけをやっているだけでは会社は成長しません。しかし過去はそれで成長したかもしれません。なぜならモノが不足していた時代だったからです。今は人口減少の過程に入ってます。価値観の多様化からマーケットは細分化され、会社はそこに適応していかなければなりません。そして時の流れるスピードも速くなっています。それに適応するためには自分の頭で考え、判断し、それを伝達するスキルが必要となります。指導者のマネージメントスキルの向上と同時にスタッフの考える能力、伝達能力とそれぞれのスピードの向上は急務だと思います。

  • 命は誰のものか?

    自分の命は誰のものか?という問いを考えたことはありますか?なぜそんなことを考えたのかというと近年自殺が増加しているからです。命が自分の所有であれば自ら終わらすことは許されるのでしょうか?ちょっと重いテーマですが、そのことについて書いてみました。 命は自ら勝手に生まれたものではありません。両親から授かったものです。またその両親も自分から見た祖父、祖母から授かったものです。命はそのようして先祖からリレーされて今の自分に辿り着いてます。 10代遡れば何人ご先祖様がいるのか? 両親は2人 祖父母は4人 曽祖父母は8人 16人、32人、64人、128人、256人、512人 10代前では、1,024人です。 両親から、10代前までの人数を足していくと、2,046人にもなります。 いつの時代かを考えると、一人の人生を30年で計算すると300年前なので2023年から300年引くと1723年です。 1723年といえば、徳川八代将軍徳川吉宗(1684〜1751年)の時代、享保の改革(享保元年1716年〜)の時代です。吉宗は39歳の年ですね。その年に先祖はどこで何をしていたのか気になります。 20代遡れば何人ご先祖様がいるのか? 20代前までで、1,048,576人。 両親から、20代前までの人数を足していくと、2,097,150人です。 先祖の数が200万人?って想像つかないです。 現在の人口で見ると札 幌市が一番近く1,973,395人です。 日本人口順位はこちら 時代は20代✕30年=600年前なので2023年から600年引くと1423年です。 室町時代の和暦では応永30年です。応仁の乱が1446年なので、応仁の乱の23年前です。 上記から分かるように私たちの命は先祖から何代もつながれて今ここに自分がいます。先祖の誰か一人が欠けるだけで今の自分がいないのです。ご先祖様のつないでくれた命を大切にし、そしてその生命に感謝したいと思います。 もし人生で苦しいことに遭遇した時、このことを思い出してください。 余談ですが、先祖の計算式 n代前までの先祖全員の人数の計算式=「(2のn乗-1)×2」となります。 5世代前だと 2⁵=32 32-1=31 31✕2=62人 この計算式で40代前までの先祖全員の人数を計算するとこうなります。 何代前 : 先祖の合計人数(40代前までのご先祖様の数の合計を計算) 1代前 : 2人 2代前 : 6人 3代前 : 14人 4代前 : 30人 5代前 : 62人 6代前 : 126人 7代前 : 254人 8代前 : 510人 9代前 : 1,022人 10代前 : 2,046人 11代前 : 4,094人 12代前 : 8,190人 13代前 : 16,382人 14代前 : 32,766人 15代前 : 65,534人 16代前 : 131,070人 17代前 : 262,142人 18代前 : 524,286人 19代前 : 1,048,574人 20代前 : 2,097,150人 21代前 : 4,194,302人 22代前 : 8,388,606人 23代前 : 16,777,214人 24代前 : 33,554,430人 25代前 : 67,108,862人 26代前 : 134,217,726人 27代前 : 268,435,454人 28代前 : 536,870,910人 29代前 : 1,073,741,822人 30代前 : 2,147,483,646人 31代前 : 4,294,967,294人 32代前 : 8,589,934,590人 33代前 : 17,179,869,182人 34代前 : 34,359,738,366人 35代前 : 68,719,476,734人 36代前 : 137,438,953,470人 37代前 : 274,877,906,942人 38代前 : 549,755,813,886人 39代前 : 1,099,511,627,774人 40代前 : 2,199,023,255,550人 30代前までのご先祖様の数の合計は、20億人を超えます。 急に他人が親戚では?と思い始めてしまいます。 そなると気になるのが今まで日本列島に住んだ日本人の総合計は何人か気になり始めました。 国立科学博物館で見た記憶があるのですが、忘れました。 もしご存知の方がいればご教示ください。 ダイナリンクス合同会社 代表 松井康成

  • 私の失敗談(徳川家康格言)

    私のサラリーマン時代は負けん気が強すぎて、よく怒りに身を任せてキレてました。当たり前ですがその結果、上司から嫌われて降格、減給、左遷を経験しました。今から思えば徳川家康の格言『「怒り」は敵と思へ』を実践できていればもっと上手くサラリーマン人生を過ごせたのになあと思います。 私の大好きな徳川家康の格言は以下の通りです。 人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし急ぐべからず 不自由を常と思えば不足なし 心に望み起こらば困窮したる時を思い出すべし 堪忍は無事長久の基 怒りは敵と思へ 勝つことばかり知りて 負けること知らざれば害その身に至る 己を責めて 人を責むるな 及ばざるは 過ぎたるに勝れり 私の解釈は以下の通りです。 人の一生は重い荷物を背負って遠い道を行くようなものだ 急いではならない 思い通り行かないことを当たり前と思えば良いのである 自分の心に欲が出てきたら 貧しかった時を思い出しなさい 忍耐は平穏無事に生き延びるための基であり、「怒り」は敵と思いなさい 勝ってばかりで、負けたことを知らないことは大変危険である 自責の人間になりなさい 他責の人間にはなるな 不足しているぐらいが良いのだ 行き過ぎることは良くない 若かりし日にこの格言を守っていれば良かったのにと思います。しかし逆に言えば、その怒りはもっと会社を良くしたいのになぜ分かってくれないのか?どうしてこれが認められないのか?というどこにへも持って行けない想いが爆発してしまったのだと思います。もし今の自分が、かつての自分の上司であれば、彼を良い方向に導いてやれたのにと思ってしまいます。出世欲やエゴで発言しているのであれば、その考え方を矯正するように促してあげたいですし。考え方が合っていれば、あなたの考え方は正しい。しかし組織には組織の都合があるため、アプローチの仕方を変えるか、時を置いて再チャレンジすることをアドバイスするでしょう。でも一番大切なことはあなたの『社会や会社を良くしたい!』という想いは素晴らしい。その想いを持ち続けていれば、必ずその花が開花することを伝えてあげたいです。 ちなみに徳川家康の格言で好きなのが他にもあります。やはり280年続いた時代を創った人の言葉ですよね。 小心     律儀で信用を積み上げる けち     実質本位 いい加減   面子や大義に流されない 決断力のなさ 独善にならない 創造性のなさ 人から学ぶ 人生に大切なことを5文字で言えば『上を見るな』          7文字で言えば『身のほどを知れ』 ダイナリンクス合同会社 代表 松井康成

  • ガバナンスが効かない

    最近の日本企業のニュースを見ていて感じるのはガバナンス(統制)が効いていないということです。知床遊覧船、ビックモーター等の問題について言えばガバナンスが全く効いていないと思います。いわゆる独裁です。独裁で上手くコントロールできているには良いのですが、上手くコントロールできなくなって来た際にはなにか事件や事故が発生するまで突っ走ることになります。そしてそういった場合に共通するのが、行き過ぎた業績評価や成果主義です。以下の項目に該当する場合はその兆候があります。みなさんの会社はいかがでしょうか? 以下のような事象がある場合は危険信号です。 ・市場にかかわらず、予算は年々上がる一方 ・予算はトップダウンで決まる ・会議は報告の場となっている ・減点主義 ・現場は手足、言われた通りにやれ ・現場の声は経営層に届かない ・離職率が高い ・正直な意見を話せる上席がいない ・社外から聞いたことが次々社内に導入される ・やりっ放しの社風 ・紙が多い=報告書が多い ・承認が多い=印鑑が多い ・意思決定に時間がかかる ・決定したことが覆る 日本の景気よくしたいのであれば、企業のガバナンスを上げるのは手段の一つだと思います。政府は企業に様々な補助金や給付金を支出しておりますが、それは本当に有効なのでしょうか?どれほど寄与しているのでしょうか?組織として機能していない会社に税金を注入したところで解決するとは思えません。それ以上にガバナンスを強化することが肝要と推察します。 ダイナリンクス合同会社 代表 松井康成

  • アドラー心理学の真髄

    皆さんはアドラー心理学をご存知ですか?私はアドラー心理学に救われた一人ですが、何が一番を感銘を受けたかというと目的論という考え方です。アドラーは目的論を唱えましたが、当時は原因論しかありませんでした。例えば学校に行けないというAくんがいるとすると、原因論と目的論では以下のようになります。 原因論 Aくんが学校に行けないのはいじめがあったからだ。よくトラウマという言葉ありますが、まさにそれです。Aくんが学校にいけないのは過去にいじめらたこと(心の傷=トラウマ)が原因とするのは原因論。 目的論 Aくんは学校に行きたくないため、過去にいじめらたとを理由にしている。つまり学校に行きたくないことが目的で、その理由をいじめにしている。そしてアドラーは以下のように付け加えています。もし原因論を正とするとAくんは未来永劫学校に行けることはありません。そんな悲しいことはありません。未来の自分は今の自分が決めることができるのです。でなければ人は未来に向けて悲しい過去を歩き続けることになります。しかし、過去にいじめらたことは事実であり消すことは不可能です。そしてトラウマを克服することは難易度が高く、未来に向けて学校に行くという意思決定するには勇気が必要となります。故にアドラー心理学は勇気の心理学と言われるのです。 私はコーチングさせて頂いているなかで感じることは、人は変われない、自分なんて無理と決めつけている人を多く見かけます。その時私はこう感じます。この人は原因論で生きていると。その方が楽だし。自分はダメと思うことで、努力することを放棄しているのです。本当にそれでいいの?たった一度の人生をあきらめて生きていいの?祖先に申し訳なく思わないの?と私は思います。未来の自分は他でもない今の自分が決めることができます。必要なのは勇気と覚悟です。それさえあれば、なりたい自分や夢や希望が叶うのです。 人生はギフトです。あなたが勝手にこの世に突然出現したのではなく、命のリレーの中で今ここにこうして生きているのです。そのギフトに感謝し、命を完全燃焼しましょう。 ダイナリンクス合同会社 代表 松井康成

  • 吉田松陰先生のお言葉

    沢山の素晴らしい言葉と出会って来ました。もう流石にそうそうないだろうと思っていたら、また素晴らしい言葉との出会いを果たしました。吉田松陰先生のお言葉を紹介いたします。 自分の価値観で人を責めない。 一つの失敗で全てを否定しない。 長所を見て短所を見ない。 心を見て結果を見ない。 そうすれば人は必ず集まってくる。 吉田松陰 痺れました。享年29歳の人生から出てきた言葉とは到底思えない。どんな精神年齢をしているのか?現実離れしているとしか思えない。また、吉田松陰先生はこのような寛容な心持ちで人と接していたのに対して、自分は日本をあるべき姿にするためには幕府に対しても包み隠すことなく幕府の問題点を指摘した。結果死罪となった。自分の命も顧みず、日本のために自分の命を犠牲にした吉田松陰先生。この方は神様が日本に贈ってくれた使者だったと私は考える。現に吉田松陰先生の門下生が明治維新に多大な貢献をしている。 私は今でこそ改善されましたが、以前は自分の価値観で人を責めておりました。その結果は言うまでもない惨憺たるものでした。一つの失敗でその人にレッテル貼ったこともありました。また酷いときには第三者から聞いた話で判断していた過去もありました。長所は褒めず短所を責めて、強化するように指示をしていたこともありました。結果がすべてだと発言もしておりました。 未熟な自分を猛反し、人が集まってくるような人になりたいと私は願っております。 ダイナリンクス合同会社 代表 松井康成

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